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insta360 Ace Pro用の外付けマクロレンズで接写が楽しい。

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前回に引き続き

insta360 Ace Pro用アクセサリの話。そっちの記事もよかったら見てください。

前回

insta360 Ace Pro用のストリート撮影キット、なかなか良い。

というわけで今回は外付けマクロレンズの話

まず買ったのはこれ

Ace Pro Cpl UV Nd 4 8 16 32 Nd4-pl Nd8-pl Nd16-pl H9c8 アクションカメラアクセサリー フィルター Nd32-pl

結論から言うとさすがに10倍ズームはないものの、2倍のクラリティズームを使うこと前提でさらに3倍(なのでズームなしの超広角の画角から大体6倍)くらいは寄れる。


そもそも寄ることには全く向いてないアクションカメラ

insta360 Ace Pro以外のアクションカメラを使ったことないのであんまり詳しいことは言えないが、このカメラは最短焦点距離が70cmくらいらしい。
12MPモードならそこからクラリティズームという機能で画質の劣化を抑えつつ2倍ズームができるのだが、とはいえ実質35cm前後も離れて撮ると考えるとどうしても被写体が小さく映りがちで、動植物や食事に寄って大きく撮るのには全く向いていない。アクションカメラなのだから、それがやりたいならそれこそスマホでいいだろうという話なのだ。

それでもなんとかうまいこと出来ないかと検索してみた結果見つけたのがこの商品だった。


というわけで使ってみる

装着した状態

ネジ山のようなものが切ってあるわけではないので、内側に滑り止めのパッキンが入ったキャップのようなレンズを本体にかぶせて使う。
見てのとおりレンズ部分がぼわっと膨らんでいて、まさに虫眼鏡のレンズを上からかぶせているようなイメージだ。

まず家の中でどれくらいこのレンズの効果で寄れるのか試してみた結果がこれ。

通常この距離ではメインの被写体はぼやけまくりで奥の壁にピントが合うのだが、この外付けレンズを着けるとクラリティズームを使うこと前提で大体10cm~15cmくらいまで近づけるような気がする。
これは結構楽しいかもしれない。とはいえ通常のデジカメのようにピントが合っているかどうかのピーキング表示なんかないし、少し慣れは必要かも。


外撮影でも使う

そういうわけで先日届いたばかりのストリート撮影キットとこのレンズを装着したAce Proを持って東京都内を散策してきた。
ちなみに撮影の設定は【自転車ー1】モードでEVは0。前はライカナチュラルを使ってたけどあとからどうせ多少の色味の補正はするしな…だったら肉眼で見えた色味に近い色で撮りたいと思った結果これが一番しっくりきた。

雨が降った翌日の水滴も割かしきれいに撮れている気がする

花に乗ったてんとうむしも小さいながらきちんと写っている。通常のクラリティズームだけではこんなに寄れない

多少の不自然さはあるものの、後ろのボケ感も出せる


短所もあるっちゃある

いちいち言うまでもないくらい当たり前のことなのだが、クラリティズームなしの超広角モードだとめちゃくちゃ画面の端っこが不自然に歪んでぼやけるのでズームは大前提。
あと通常の超広角で撮りたいときと接写したいときのレンズのつけ外しが結構めんどくさいのと、取り外したレンズどこにしまうのレンズの掴める場所が小さすぎて指紋付くのと三重苦。

「多少接写ができるようになる」というメリットのためにこのめんどくささを受け入れられるか。


総評:割とアリ

後から見返すと「うーん、ちょっとぼやけてるか…?」となって削除した写真も多少はあるものの、一気に接写が楽しくなった。
きちんとピントあってるかどうかは本体のモニターだけじゃわからないことも多いので、下手な鉄砲に倣って何枚か撮ってあとからいい奴だけ残せばいいか。

外したレンズどうやって持ち運ぶの問題は…どうしようかな…。